第一部は“秋冬モノ”。「アップダイク追記」「夕暮れ田舎町」「光と水の新しい関係」で秋、そこから冬に突入して「北風オーケストラ」で窓の外に雪を感じながら。三連休の真ん中の日曜日、「glenville」がよく似合う夜でした。第二部は“夢”をテーマに。「夢のなかの音楽」は2014年発表の『緑の時代』から。夢の中で聞いた完璧な3分間ポップスを思い出せない、という歌でしたが、それから十余年経って僕は夢の中の音楽の尻尾を掴んでリアルワールドに引っ張り出せるようになったのです。それが「夢の続き(imaginary)」。20年前以上に書いて放り出していた未発表曲「夢のモザイク」と3曲で夢を語り紡ぎました。


第3部は『シャーとニャー』からたっぷり。途中差し込んだ「サテライト」にも遊び疲れてお腹をすかせた猫が登場。前回公演ではみんなにコーラスを録音させてもらった「シャーとニャーのはざまで」、お礼ができて、また一緒に歌えてよかった。「最後のお願い」で泣いてる人がいて、もらい泣きしそうになりました。あぶなかった。本編最後は「星降る街」。すごくいい声がすーっと伸びていった。
アンコールでは「symphony no.9」、歓喜の歌を最後にみんなでラララで合唱するのすごくこの季節に似合いますね。年内もう何度かそういう機会がもてるでしょうか。最前列の女性2人にスレイベルと鈴を担当してもらって、他のお客さんたちは鍵束をジングルベル代わりに。「sweet december」もハレルヤのコーラスが去年までとちょっと違う響き。最後は「my favorite things」でニコニコしながら大団円。良い夜でした。名古屋、大好きです。また来年に。
