先日の話。コピスという商業施設があって、そこにはカルディとかHMVとかジュンク堂とかが入ってるんだけど、ぼんやりそのコピスを歩いていたらとても聞き馴染みのある声が流れてきて、それが自分自身の歌だと気づいた。3階のシサムというフェアトレードの洋服屋さん、立ち止まって1曲、次の曲も僕の歌。『Christmas Songs』が流れていた。店員さんがすぐそばにいたので「つかぬことをお聞きしますが、このお店のBGMはCDをかけてるんですか?」と訊くと「店長が育てたiPodなんです」との答えが返ってきた。これ僕が歌ってるんです、と伝えると「わあ」と驚く店員さん。また通りかかりますねと伝えた。自分の歌が繰り返し流れて年末を賑やかに演出しているなんて、なんと嬉しいことか。
それから何日かして今度はアトレという吉祥寺の駅ビルを歩いていて、気になるモノがあったので入ったお店。このアンジェ・ラヴィサントでも『Christmas Songs』が流れていて「ええ!?ここでも」ってなった。CDプレイヤー売り場でリピート再生されていたのだ。どんだけ?って思うでしょう、誰だって自分の歌が不意に流れてきたら。でも、思い出した。新宿丸井にアンジェがあった頃に僕はそこにTivoli Audioのミニコンポを買いにいったのだけどそのときにこんなこと(当時の日記)があった。この日も僕が気になって見にきたモノっていうのがCDプレイヤー(透明で中で回転するCDが見えて面白いデザインなのです)だったのはなんの因果だろうか。するとそのCDプレイヤーが急にストップして、CDの盤面が見えた。それが僕が描いた猫の絵とサインと日付が入っていたからなおさらびっくりする。2013年11月、12年も前の日付だ。また店員さんに頭をかきながら「あのー」と話しかけると、店長さんが出てきてくれた。アンジェの新宿丸井店はしばらく前に閉店してしまったのだけど、今年吉祥寺に新しくできたここはその新宿丸井の雰囲気を継いでいるのだそうで、僕のCDもそのまま中央線に乗って新宿から東京都下までやってきたらしい。こんなことってあるんだな。今度『Christmas Songs vol.2』を持ってきますね、と約束してお店を出た。忙しくして心をなくしてしまう季節に心がポッとあたたかくなるような出来事でした。
吉祥寺はもう一店舗、にじ画廊でも僕の『Christmas Songs』が流れています。かわいいものがあふれる空間でキラキラ鳴らされてうれしいです。山田稔明クリスマス・アルバム『Christmas Songsーstandards and transfers』と『Christmas Songs vol.2 - carols and new interpretations』が今年の冬もたくさん聴かれますように。どちらもオフィシャル通販STOREで販売中です。街のなかで聴くとあらためてハッとして感動します。感謝。
