
2008年以来数知れない加古川チャッツワースのステージは数知れませんが、ここ数年クリスマス時期のライブが恒例になってきました。今回はキーボーディスト佐々木真里さんと昨年夏以来のデュオ編成で。加古川に到着してまず美味しいクリスマスプレートをいただく。このご飯も含めてのチャッツワースなのだ。地元のPAマン真田さんが音響を手伝ってくれてふくよかな音、遠くから近くからたくさんの方が観にきてくれました。
この日も「pilgrim」がよかった。小説『猫と五つ目の季節』を出してから後、“五つ目の季節”を歌ったこの歌が新鮮に響くようになった(「ユートピア」もそう)。「些細なことのように」「月あかりのナイトスイミング」も真里さんのピアノに乗った演奏を加古川の皆さんに聴いてもらえて嬉しかった。一旦ステージは僕だけになり、お客さんからのリクエスト曲をふたつ選曲。まずは「それを運命と受け止められるかな」これはGTH“猫町オーケストラ”公演のためにリハーサルまでしたのだけど「リクエストがこなかった」という理由で披露されなかった歌。チャッツワースからのリクエスト「笑う人」も同じく。ここで演奏できてよかったです。


再びデュオ編成で、久しぶりに演奏した「hanalee」がとても力強く響いた。この曲、僕の弾き語りの時は音源よりも半音低いBキーで歌うのだけど、ゲストプレイヤーが入るとCキーで演奏する。その違いが鮮明になった気がしました。「ブックエンドのテーマ」も歌うたびに変わっていくのが面白い。『the loved one』から全曲、そしてリリースから時間が経った曲もGTH楽曲も新曲も全部入りの充実した内容でした。「sweet december」を歌っているときにお客さんの唇が口ずさんでいるのを見るのが好きだ。まだCDになっていない曲なのに季節の風物詩になったみたいな。
終わるのが寂しいようなライブ、チャッツワースでの演奏はいつだってそうだ。チャッツワースでの自己ベスト更新。終演後もたくさんのサインとおしゃべり。また来年も何度も来ますね。打ち上げは久しぶりに近所のカフェ「セシル」へ。チャッツワースとセシルが加古川の音楽シーンを支えている。チャッツワース岸本ファミリーと一緒にわいわいおしゃべりしていると親戚のうちに来たような気分になる。楽しい一日でした。翌朝の移動のために加古川から姫路まで移動して宿をとる。真夜中の姫路城を拝めるかと思ったんだけど疲れ果てた僕は眠ってしまっていた。

