2014年01月07日

超大吉と愛すべき嗜好品



なかなか風邪が抜けない。あと一両日中にはなんとか。頭のなかで流れるBGMはジョンB&ザ・ドーナッツの「つらいなあ」である(これはまだ未発売の曲だ)。しかし今日からは年末年始にたまっていた通販とか春までのライブについての打ち合わせとか、いろいろなアーカイブスの整理とかでなんとか仕事をした気分になった。年末に仕事部屋の大掃除とレイアウト変更をしていたためこれまでより居心地がよく日差しもよく入るようになったのが救い。太陽は心身を元気にさせる。

昨日の深大寺で引いたおみくじにはいいことはあまり書かれていなかったのだけど、いつかどこかで知らないうちに僕の袖口にくっついていた謎のシール。「めくってね」の言葉通りに小づちをめくるとそこには“超大吉”というオボシメシ。今年を占うおみくじこちらの“超大吉”を採用することにする。今年分の風邪はこの1週間ですべて終わらしてしまおう。

風邪をいいことにぬくぬくごろごろと寝転がりながら本を2冊読んだ。神足裕司著「一度、死んでみましたが」は、くも膜下出血に倒れた筆者の渾身の復帰作。僕はこの人が出るラジオをいつも聴いていたので感慨深い。記憶の混乱や混沌が綴られるくだりは恐怖を感じるし、もし万が一自分が、あるいは家族が不自由な体になったらどうなるのかということにも思いを巡らせた。もう一冊は堀部篤史著「街を変える小さな店」、“京都のはしっこ、個人店に学ぶこれからの商いのかたち”という副題のついた、恵文社一乗寺店店長の本。書物同様に音楽という“嗜好品”を売って生計を立てている自分にとってとても有意義な考察と観察。12月の恵文社COTTAGEでのイベントの後の打ち上げで堀部さんと初めてちゃんとお話させてもらったが、そのときに感じた静かな熱さがこの本のなかにも。昨日買ったTHE BANDの1971年のライブ盤と今日届いたスティーブン・マルクマス&ザ・ジックスの新作を交互に聴きながら。

音楽も本もコーヒーもお酒もすべてが愛おしい“嗜好品”であり、やめられないし、とまらない。

Posted by monolog at 18:57│Comments(0)│TrackBack(0) │

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