京都SOLE CAFEにお久しぶりのこんにちは。着いて30分でリハーサルを終えあっという間に本番が始まる。今回のライブにはSOLE名物の天然酵母パン付きにしてもらった。昼ごはんを食べるヒマのなかった僕にひとかじりのパンがとても美味しかった。外を行き交う人たちは時折傘をさしたり。梅雨ならではの空気感を蹴散らすべくインディーズ時代の「believe in magic in summertime」を12弦ギターで。


京都では初めて歌う曲がたくさんあった。ラララのコーラスを歌う前に「やまびこの詩」で喉鳴らしをして万全を期してもらいました。すべての会場が異なる響きを持つのでそれが合わさったときの不思議な音像を今は僕しか知らない。リクエストに応えてさっきまで聴いていた『mono』のなかから久しぶりに「忘れな草」を歌った。この時間がもっと続けばと。あっという間の2時間。気づけばもう奈良へ出発する時間。

休憩する間もなく奈良へ急ぐ。ああ、イノダにも恵文社にもガケ書房にも寄れなかった。雨はひどくなったり上がったり。少し道に迷ったりしながら風の栖へ急ぐ。途中で奈良公園のシカに遭遇するも、またもならまちの細い道で迷い、ようやく2度目の風の栖へ。お店の皆さんと猫のひなたちゃんが出迎えてくれた。猫を抱いてかなり元気が出たが朝ご飯から(天然酵母パンひとかじり以外)何も食べていないことに気づく。ダン・ラ・ナチュールなっちゃんが風の栖のために作った新作お菓子に救われた。



奈良にはうちのポチの次に(同じくらい?)可愛いひなたちゃんがいるので「CATS」の隠しトラックである「猫のいる暮らし」を。ここでも安宅くんバージョンの「home sweet home」を歌ったがお店の方からとても褒められた。「前回聴いて感動した!」というリクエストに応えて「些細なことのように」、ご近所のお母さんにも盛り上がってもらっての「SING A SONG」のハンドクラップも完璧でした。佐野元春さんとの邂逅を語ったあとで「歓びの歌」を最後に。
終演後わざわざ観にきていただいた文筆家の吉原聖洋さん(佐野元春ツアーに同行手記を書かれたりしている方だ)以前巣巣でお会いしたごはんやハレさん、陶芸家の川口静佳さんとも再会できた。くたくたになった僕に差し出されたアイスコーヒーとおとなりのお母さんからのおこわとハレさんの巻き寿司の美味しさと言ったらなかった。京都、奈良、古都をふたつ巡る旅。ご来場いただいた皆さんとSOLE CAFE、風の栖に感謝。
