毎朝早起きして(というか早く目が覚めて)ウォーキングしているから、夜明け前の暗さをよく知っている。すごく不思議なもので5時台と6時台で街の雰囲気はガラッと変わる。冬の間の5時台はもう全然夜の風景だ。とても寒くてすべてが冷えている。こないだ、1月17日の早朝に散歩をしていて、スマホのニュース通知がぶるっと震えて「阪神淡路大震災から31年」と画面に出て、そのときがちょうど地震が起きた5時46分だった。5時46分の街はまだまだ夜の只中で、きっとたくさんの人が布団のなかにいるだろうそのときに、31年前に人々が激震に揺り起こされたことを想像した。その唐突さと不条理さを静かに考える。朝はまだ夜なのだ、5時46分には。
それなのに、6時を過ぎると途端に街が動き出すから不思議。空の端が暖かいオレンジ色に少しずつ染まり、あっという間に闇は消えて朝がやってくる。バス停に人が並び始めて、ああこんな早く出かけていく人もいるのだなと、目が冴えているのは自分だけではないのだなと、当たり前のことにハッとする。夜と朝のはざまで物思う日々。

Posted by monolog at 23:02│
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