2025年10月20日

今日も誰かの誕生日

10月19日は父親の誕生日だった。生きていたら83歳、ポール・マッカートニーやキャロル・キングと同い年だと考えるともっと長生きしてくれていたらと思うけれど、ストーンズのブライアン・ジョーンズとルー・リードと同じ年齢かと思うと、よくわからなくなる。なんでこんなにかわいいのかよ「孫」の大泉逸郎さんとも同い年みたいで、大泉逸郎さんはまだ健在だ。ブライアン・ウィルソンも同級生だなんて素敵じゃないか。

父を思うときに思い出すのは山本有三の「路傍の石」という小説だ。父親に唯一薦められた本で、中学生のときに読んだ。もう内容はぼんやりしか頭に残っていないけれど、ずっと車屋稼業で年中ツナギ姿だった父が言うから興味を持ったことを憶えている。三鷹には山本有三記念館というのがあって、そこで「路傍の石」を見ることができる。今自分が住んでいる街のそばに父親を想起させるものがあるっていうのも不思議な縁だ。

今年はその日過ぎてから「あ、誕生日だった」と思い出してこの文章を書いている。今日も誰かの誕生日。

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Posted by monolog at 23:50│Comments(0) │