
ここにくるのは5年ぶりくらいか、近藤さんは初めまして。木の感じがとても心地良いカフェ。ビルの老朽化のためあと2年でこの場所での営業は終了とのことで残念。札幌の音楽シーンを支えている場所なので新しい旅立ちにも期待したいです。しっかりリハーサルして本番に挑みます。足元の悪い、金曜日の夜にも関わらずたくさんのお客さんが来てくれました。
まず僕のソロからライブはスタート。「baby driver」で手拍子をもらって、「北風オーケストラ」はその後見舞われる美しい吹雪の前兆となったかもしれない。「春のスケッチ」はもともと冬景色を綴った歌だったのだけど、この日は「冬のスケッチ」気分で歌いました。「glenville」は新千歳から札幌への車窓とリンクする歌。「小さな巣をつくるように暮らすこと」では細やかなシンガロングで、カフェ全体がひとつの音の塊になった感じがして感動。「tsubomi」で春に呼びかけて近藤さんにバトンタッチ。

近藤さんの演奏が始まると背景の大きな窓の外に雪が舞うのがはっきりと目に見えるようになってきて、近藤さんの奏でるギターと相まってとても美しかった。朝早起きだったから少し僕は夢心地で、まどろむような特別な時間だったと思う。
近藤さんとふたりでのセッション。この日のライブのタイトルにもなっていた「猫のふりをして」は僕が歌詞を先に書いて、近藤さんが作曲したコラボ曲。「第2の人生」はやっぱり会場の空気をハッと変える明晰さを持ってるなあと感じました。僕がリクエストして近藤さんにギターを弾いてもらって「ポチの子守唄」、客席には泣いてる人がたくさん。雪が降るなかで歌う「眠れねこねこ」も鎮魂歌みたいに響きます。「太陽と満月」からはみんなのハンドクラップで一気に盛り上がり「calendar song」ではユー!ソー!のコール&レスポンス。最後は「toi toi toi」でみんなに良いことがありますように。


終演後、もう遅い時間になってしまってコンビニで夕飯かなあと思ったところ狸小路で「ニュー花園」という奇天烈なお店に吸い込まれるように入って、とても美味しい中華を食べることができてよかった。いろいろ気になる食べ物あってまた行きたい。お店を出て見上げると雪が降り止まず、冬の終わりに良い景色を見せてもらってるなあと思いました。