2020年01月16日

GOMES THE HITMAN『memori』感想コメント from 嶋田 修(Swinging Popsicle/The Caraway)

下のフライヤーは今から22年前、GOMES THE HITMANが初めて自主イベントを渋谷クラブクアトロで企画したときのもの。当時まだメジャーデビュー前のキリンジとGOMES THE HITMAN、そしてすでにデビューして華々しいスポットを浴びていたSwinging Popsicleとの3マンライブ「3 Label 1 Night Only」は、バンドの歴史において“ようやく始まった”という感じのエポックだった。この頃の僕は本当に人見知りで、多分打ち上げなんかでは自分から積極的に話にいくことはなくてほとんど会話らしい会話はなかったと思うんだけど、美音子ちゃんのほうから瓶ビールを持ってきてうちのテーブルに来てくれたことをぼんやり覚えている。その後やはりSwinging Popsicleは盟友になり、今でもお互いに刺激を与え合う仲になっていると思います。GOMES THE HITMAN新作を“ネオアコのアルバム”(精神的な意味で)にすると決めた僕は去年、シマッチがやってるThe Carawayのライブを吉祥寺のクラブまで観にでかけたんだけど、それがすごくよかったのだ。対抗心が芽生えたというか。だから音源ができあがってすぐシマッチに送った。20年来の盟友からのコメント、とても嬉しいです。

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ゴメスはスゴいなと思う。14年ぶりのこのフルアルバムを聴いて、率直にスゴいなと感じた。

レコード会社こそ違えど、デビュー時期がほぼ一緒ってこともあり、勝手に“同期の桜”と思っている。けっちゃんには、ポプシやキャラウェイのサポートでお世話になってたし、堀越さんはDQSで平田くんと一緒にプレイしていたり、何かと近しい存在。山田くんとも何度かライブで対バンさせていただいた。その度に、その完璧なステージングに打ちのめされ、凹んで帰ってきたことが何度あったことか…。

そんなゴメスの新譜が悪いわけがない。先行シングルの『baby driver ep』も聴かせていただいて、そのウキウキ感に圧倒されたが、アルバムはさらにヤバかった!山田くんのインスタで毎日のようにポストされる新旧のお気に入りのレコード。評論家並に膨大な量を聴いてることに驚くとともに、これだけ聴いてたら、さぞかしアルバムは難解な感じに…!?と、よぎったりもしたけど、出来上がった音源を通して聴くと、普遍的なメロディに貫かれた、変わらずブレない山田くんのメロディ、ゴメス節とあえて呼ぼう曲がズラリ。僕のような、曲を作る側の端くれの人間からしても、膨大な量のインプットから、
こんなにピュアでいて、真っ直ぐで、刹那くて、クセになるメロディを紡ぐこと自体に驚く。なんかあんましうまいこと言えないけど…。そしてさらにドリームポップの要素を取り入れた曲もあり、アンテナの高さと、トレンドの音を自分の音楽にする柔軟さを感じてさらに驚いた。変わらないものってのは、自分のコアな部分。ブレないってのは、体幹がシッカリしてるんだなぁ、と。そこに音楽的な柔軟性を加えて、最強のアルバムになったと思う。何年、何十年先まで聴き続けるであろうアルバムに、拍手を贈りたい。

ブラボー!

嶋田 修(Swinging Popsicle/The Caraway)


Posted by monolog at 14:16│Comments(1) │
この記事へのコメント
初めまして🤗ゴメスの治ちゃんと連絡を取りたいのです。元バーニングブラッドのギタリストで岡田と申します。用件は永井久恵さん🎙️と花島敦君の近況が分からなくて困惑していまして山田君と連絡を取りたいんです。突然失礼なお願いですみません。治ちやんはフェイスブック利用していると思いましたので。岡田剛志で自分は登録しています。
Posted by 岡田剛志 at 2024年08月08日 23:14