同じ1999年デビューの20年選手トリオ ハックルベリーフィンの3人から感想コメントが届きました。たけ兄こと山口剛幸くんはここ数年僕のギター周りをすべてケアしてくれてお世話になっていて、ドラムのハジくんは堀越ソロをずっとサポートしていたり。ボーカルのサクちゃんとはふたりで飲んだり音楽の話をしたりヒソヒソ話をしたり。同世代という感覚を共有できる数少ないバンドである彼らからの言葉はとても励みになります。ありがとう。
いつの日だったか、雨の降っていた夜に山田くんの車で送ってもらったことがあった。その頃彼はソロで活発に活動している最中で、ゴメスが20年を迎えるタイミングで動き出したいんだと話していた記憶がある。やっぱりバンドがやりたいんだな…と、あの時話していたぼんやりしていたものが、こういう形になったというのは、とても感慨深い。なんて瑞々しいPOP感、彼が歌えばもちろん山田カラーに染まる世界感なんだけど、ソロとは違う確かなバンド感に、停止していた時間は決して無駄ではなかったんだなと勝手に思ってしまう。
おめでとう!家が離れてしまったけどね、また吉祥寺でサシで飲もうよ、聞きたいことも沢山あるからさ。
サクマツトム(ハックルベリーフィン )
相変わらず山田くんのポップセンスとハッとさせられるアレンジ、全然飽きなくて悔しいぐらい効いてる&聴いてる。先行の「baby driver」から車で、電車で、とちょいちょい聴いてて、アルバムもらってからまた更に聴いてます。ピアノ堀越さんのソロでは10年近くサポートしてるけど、やっぱゴメス堀越はのびのびとしてて、良い意味で自由に弾いてるね〜。昨年2マンイベントして打ち上げの時にもアルバムRECの話合いと意見の相違とかしてて、ハックルも話合いに参加したり…笑。バンドって良いよねー!アルバム良いよー!ズルいよー!うらやましい!!!
ハジ(ハックルベリーフィン )
年末に届いたGOMES THE HITMANの『memori』を聴いている。もう何周したか分からないくらい何度も。14年ぶりだそうで、その間にお休みしていた期間を考えると、動き出してからこのアルバムまでは実はそんなに空いていないのかも知れない。活動再開したってだけで凄い事なんだけど、そこからのフットワーク、軽いなあ。
ゴメスはかなり昔に一度対バンをしているのだけど、まったく会話もなかった。思い返してみると各メンバーと知り合ってちゃんと話したのは、けっちゃんはタマコウォルズで、堀越さんはDQSで、須藤さんはHARCO(現 青木慶則)のサポートをしてた時だったような。山田くんはLISA HANNIGANの来日公演の時かな?皆んなゴメス以外で知り合ってるんだな。
そうして各メンバーの活動を知るようになって。山田くんは毎日のように更新されるソロワークに加えて、オルタナからUSインディーが大好きで毎日堀りにいくほどのレコードジャンキーで、須藤さんはオルタナ界の重鎮ジム・オルークとのバンドからハードコアバンドまで参加やプロデュース業もしたり、けっちゃんはドラム/パーカッションでジャンルを選ばないサポートで駆け回っていて、そしてソロワークは歌モノだけどメタル好きでDQSでは縦横無尽の堀越さんの鍵盤…こう書き出すと、このバンド名はダークなオルタナバンドみたいだな(笑)。山田くんが曲を書いて、まとめ役でもあると思うのだけど、実はこのバンドの肝は堀越さんとけっちゃんの女性陣なんじゃないか?とも思っている。どうだろう?
これだけのメンバーが集まってもササッと出来上がる訳でもないのがやはりバンドってもんで、山田くんからは何度か「難航してる…」なんて聞いてたのだけれど、各メンバーの拘りがぶつかって引っ張り合って、そこにプレクトラムからタイちゃんとアッキーの2人まで参加してギュッと凝縮されて、生み出された今作、名盤じゃないかと思ってます。山田くんのソロワークでは『新しい青の時代』っていうアルバムが傑作で大好きなのだけど、そのハードルと同じくらいのポジションを狙っての難航だったのだろうなと。
演奏も今まで以上にキレもあって活き活きして聴こえるし、これを録りからすべてメンバーだけで作りあげたなんて、みんなやり切った感あるんじゃないかな。目盛りは振り切ってフルテンってとこなんじゃないかと。聴いててなんだか旅の匂いがするアルバムなんだよね。本当、傑作だと思ってます。
山口 剛幸(ハックルベリーフィン )
Posted by monolog at 09:41│
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