
朝日新聞SIPPO編集部と新宿京王百貨店のコラボレーションイベント「みんなイヌ、みんなネコ」、ずいぶん前から打ち合わせや様々なやりとりを続けて準備していたフリーライブでした。近藤研二さんと僕とで猫の歌を歌う機会もどんどん増えてきましたが、集まったお客さんが笑ったり涙ぐんだり、それこそ猫の目のように表情が変わるのが毎回印象的なのです。この日もリハーサルからたくさんのギャラリー、予想以上の盛況ぶりでした。
まず僕のソロ演奏。会場の写真展ではポチ実の写真を展示してもらっていたので、彼女のテーマソング「きみは三毛の子」からスタート。「夏の日の幻」はもしも最愛の猫がいなくなってしまったら…ということを想定して書いた歌。実際に先代猫ポチを亡くしたあとでは様々な余韻が付帯して特別なものになった。お盆ということもあって「lucky star」。初めての夏が来る。東京のお盆はきゅうりとナスの牛馬を供えるけれど、猫があってもいいよな、と最近思う。


近藤さんソロも攻めた演奏だった。ふたり揃っての合奏は「猫町オーケストラ」から。新宿の片隅で野良猫になった気持ちで。「眠れねこねこ」は前半を近藤さんが歌って後半をふたりで。近藤さんがこんなに歌を歌うようになるなんて想像もしなかったな。僕が詩を書いて近藤さんが曲をつけた「猫のふりをして」は演奏するたびにアップデートされていく新曲。この日もあらたなトライアルがありました。保護猫・保護犬は言わば新しい主のもとで第2の人生を送るようなもの。たくさんのイヌネコに新しい日々が始まりますように、と「第2の人生」を歌いました。
ハンカチで目元をぬぐう人が多かったのは「日向の猫」。みなさんのラララのコーラスがきれいに響きました。人間にも動物にも良いことがあるよう願って「toi toi toi」、手拍子が僕ら二人を盛り上げてくれました。終演後もたくさんの握手とサイン、愛する猫のことを熱く語るみなさんとおしゃべりするのも楽しいのです。「みんなイヌ、みんなネコ」は質量ともに圧倒的なイベントで、会場をぐるっと回るだけでも時間を忘れるほどでした。お誘いいただいて心から感謝。イベントは明日19日(月)まで開催、ぜひ足をお運びください。
