

GOMES THE HITMAN関西ツアー、2日目は兵庫へ。車2台で大阪から加古川へ向かいます。ものすごく暑い。僕は給油のためにルートを逸れて、なんだかとてものどかな沢が流れたり山道があったりするような曲がりくねった道を走って途中不安になったりしたけれど(あれはどこだったのだろう)渋滞することもなく首尾よく予定通りの時間にチャッツワースに到着。僕は11年目、GOMES THE HITMANとしては初めてのチャッツワース。みんなが楽しみにしていたライブ。
加古川はドラムけっちゃんの故郷。凱旋ムードもあり、店主岸本さん、奥さんのはつ江さん、さらに長男カズト、長女ルナちゃんと家族総出でライブの準備をして盛り上げてくれる。久しぶりのカホンセットでの演奏なので曲目を微調整。この日セットリストに加わったのは「猫のいた暮らし」と「拍手手拍子」。しばし確認と練習。神戸のPA真田さんが来てくれて、喫茶店の音響をライブハウスに変えてくれた。美味しいプレートの賄いをいただく。メンバーみんな「美味しい!」と喜んでいることが嬉しい。毎回ヤマダトシアキと空目するヤマトヤシキの洗礼を受ける一幕も(須藤さんは写真を撮っていたな)。


岸本さんの前口上があり、全国各地から駆けつけたお客さんでぎゅうぎゅう満員御礼の会場でGOMES THE HITMANのライブがスタート。「光と水の関係」で始まって「猫のいた暮らし」では手拍子が高鳴った。「train song」で「走る/街を捨てて君の元へ」と歌われるサビにしみじみしたと言うけっちゃんに「加古川を捨てたのかよ」というツッコミ。半分アコースティックセット的な感覚で挑んだはずが、どんどん音が大きくなっていく。「街をゆく」では“お立ち台”を用意しておいた。ギターソロになったときに僕は椅子に立ち上がってギターをかき鳴らし、会場が湧く。ちゃんと靴を脱いで靴下で椅子に乗る根が真面目な、行儀良さがポイント。
今夏のライブ恒例の告白のあと加古川でも「memoria」のコーラス録音。「緑の車」や「maybe someday」といった車が登場する歌を歌いながら思い出したのがその日加古川にたどり着くまでに走った曲がりくねった道や川沿いの風景でした。アンコールの「拍手手拍子」ではみんなのコーラスと手拍子が力強く僕らの演奏を後押ししてくれた。「饒舌スタッカート」「雨の夜と月の光」ではちゃめちゃになって「手と手、影と影」が熱を集約させる。チャッツワースではいつも最新ライブがベストライブ、というのを更新してきましたが、GOMES THE HITMANのステージでもそれを実現することができたと思います。とても楽しい2時間半でした。




バンドを休んでいる2008年に初めて訪れて僕自身が一人ギター一本で全国をライブするきっかけになったチャッツワースに2019年にバンド4人で訪れることができたことがとても感慨深く、人懐っこい岸本さんたちの魅力もあってバンドのみんなも終始穏やかで和やかだったのが印象的な暑い夏の一日でした。またみんなで来れたらいいなと思います。打ち上げでも美味しいものをたくさんいただいたし、美味しいお茶をみんなたくさん持ち帰っていたからGOMES THE HITMANに紅茶革命が起きるかもしれない。
