2018年11月28日

夜の科学 in 下北沢ー小箱のなかの音楽 31(2018年11月24日 @ 下北沢 lete)【ライブ後記】

先週末の話。2013年以来続く下北沢leteでのソロ弾き語り31回目、2018年の最後となる公演でした。25人でいっぱいになる小さな空間、「毎回完売ですごいね」とよく言われますが、自分にとっては降っても晴れてもいいときも悪いときもここでずっと3ヶ月に一回のペースで歌い続けることに意味があります。この日は秋から冬へのグラデーション、寒い季節の歌を中心にセットリストを組みました。

「夜に静かな独り言」は1999年にリリースした『new atlas ep』に入っている地味な曲ですが、僕が寒くなって一人歩く夜にいつも口ずさむ歌。『cobblestone』へと連なって「自転車で追い越した季節」「北風オーケストラ」。2000年春に出たアルバムですが、カレンダーのように季節を辿っていく点で今年出した『SONG LIMBO』に似ている。大学時代からずっと歌っている「レモンひときれ」「coffee」をマイクを通さないウクレレと歌で、「寒い夜だよ」も曇っていく窓の風景に似合っていました。オリジナル曲を作り始めた頃に冬の歌が多いのは自分が冬生まれからでしょうか。「会えないかな」と「表通り」はどちらも過ぎた夏を振り返りながら、誰かを思う歌。

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ソロデビューから来年で10年ということで『新しい青の時代』『pilgrim』『home sweet home』から1曲ずつ歌って、クリスマスソングを未発表の「snow time blues」と今年初めて音源化した「churchbell's ringing」を。クリスマスソングはやっぱり誰かと合奏するほうが楽しいですね。今年1年を振り返って、個人的に一番よく聴いたPhoebe Bridgersのアルバムから「Scott Street」という曲を歌いました。誰かの小沢健二楽曲へのリクエスト、そして取り下げの顛末から、今年観た日本武道館公演で一番印象に残った「フクロウの声が聞こえる」を歌いました。今回僕が見落としていたリクエストがいくつかあったこと、お詫びします。ごめんなさい。また別の機会に必ず。

この日は特に声の調子がよくて嬉しかったのです。ソロ弾き語りのときは大抵「これは演奏時間次第でやる/やらない」「会場の雰囲気を見て演奏するか決める」というマージンのようなものを用意しているのですが、終わってみたら演奏候補曲のうちの何もかもを歌っていました。「sweet december」も東京で今年初下ろし。終演後町野マスターにも「今日はなんかすごかったですね」と言われた。今年も1年間お世話になりました。現在位置を確認するためにとても重要な場所です。次回は2月のバレンタイン前に2日間、少し先の春の歌を歌います。ご来場ありがとうございました。

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Posted by monolog at 10:32│Comments(0) │