
僕は「monoblogー猫と定点観測日記」という名のこのブログを、2004年の初夏、病気療養のため音楽活動を休んだ静養期間になんとなく始めました。今年でもう12年を越え、干支を一回りです。当時は珍しかった “weblog(web + log=日誌)” というスタイルが性に合って、つらつらと愛猫のこと、どうでもいいことや些細な気付き、このレコードや映画、ライブがよかったとかそういった類のよしなしごとから、リリースやライブの告知など、言わば毎日の暮らしに関するあらゆることを発信、表現するための、自分にとって大切な“メディア”になりました。
2012年のお正月の抱負として「なるだけたくさんブログを書く」と決めて、その年の1月某日以来ずっと一日も欠かさず何かしらの文章を書き続けているということに自分でも驚きますが、何かを始めたらそれを止めずに続けるということがものつくりに関わる自分にとっての使命であり、そのことが様々な繋がりと出会いを呼び込み、可能性を広げ、今の自分をここへ連れてきたのだ、と改めて感じています。ポチの看病日記、ポチの旅立ちについての報告、ポチ実登場時の騒動は慌ただしい日報となり、それは最終的に『猫と五つ目の季節』という本になりました。そういう意味で、このブログは僕にとって大切な作品です。
一日に幾千人もの方に閲覧いただくようになったこのブログを、僕個人としてはSNS(ソーシャル・ネットーワーク・サービス)だと思っていません。自分にとってのSNSはInstagramとTwitter、Facebookです。山田稔明へのメッセージやご依頼は「info@gomesthehitman.com」へ送っていただければすべて僕に届くことになっています。
いよいよ今年もすぐに冬がやってきて、年が明けて2017年が来たら、なんと僕は毎日のブログへの物書きを5年も続けていることになるのだなあ、とちょっと誇らしい気持ちになっています。できればこれまでのやり方を変えずにずっと続けていけたらなと思う。あらゆる意味で、このブログは僕にとって大切な作品です。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
山田稔明