



先週末、日曜日のこと。これらの写真だけ見たらそれは楽しく賑やかなクリスマスライブだったのだな、とみんなは思うでしょう。実際は僕にとってとても不本意で、不甲斐なく、ご来場いただいたたくさんのお客さま(遠くから近くから)、共演の中森さんと真里さん、ディモンシュのスタッフ皆さんにもご迷惑をかけるステージとなってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。
この数日感じていたノドの違和感みたいなものを見て見ぬふりをしてやりすごしていたのですが、リハーサルまではなんとか大丈夫という感じだったのが、ライブが始まって最初の2曲で声がかすれて、みるみるうちに声が出なくなってしまった。ちょっと休んでみたり、オリーブオイルを飲んでみたりしましたが声は戻ることなく、自分でも怖くなるほど声をコントロールすることができなくなりました。風邪をひいて鼻声、かすれ声でライブをやったことは今までも数回ありましたが、ここまで声が出ないライブというのをこれまで経験したことはありません。無意識のうちに声が出る音域で「光の葡萄」と「sweet december」を原曲と違う即興メロディで歌う自分にも驚いた。
今回は特に、初めて“Coffee & Christmas”を観にきたというお客さんが多かったし、僕自身も好きな歌を好きなだけ歌えることを楽しみにしていたので(クリスマスメロディはいつだって楽しいものなのだ)、落ち込んだ。当然の自己嫌悪。ライブ終了後に声をかけてくれるお客さんの声とかアンケートに書いてあったねぎらいとか、中森さんと真里さんとの妙な連帯感とか、ディモンシュ堀内さんと千佳さんの笑顔とか、すべてが優しくて、胸に沁みた。なんとか皆さんにお返しをしたい、と思う。だから、僕はこの日のライブのことをずっと忘れない。
終演後は同じ時間帯でイベントが被ってしまったmolnチーム(tico moonとTICA、五十嵐くん夫婦たち)との合同打ち上げになったが、僕は声が全然出ないので黙々とご飯を食べるだけ。美味しいプレートを一番にたいらげてしまった。みんなともっと話したかった。翌日朝一番で耳鼻咽喉科で診てもらい次のライブまで3日間なるべく声を出さないように静養を命じられ、本日のクリスマスイブの巣巣でどんな声が出るかはまだわからなくて不安だけども、ライブというのは“LIVE=今”なのだ、ということをポジティブな言い訳にして100%できるかぎりのことをやろうと思います。ご心配おかけしてすみません。