春が居眠りしてしまったような寒い日が続いて、ストーブをしまわなくてよかったなあと暖を取っています。昨日は6月発売のソロ新作『the loved one』に関する諸々の打ち合わせ、ランチミーティングを。明けて今日は渋谷でのライブです。6月20日のレコ発ライブまでのスケジュールをまとめてみると下記のようになります。GOMES THE HITMANのコブルストーン祭りもあるし、パラレルで進むいろいろなことで頭のなかがごちゃごちゃです。
<LIVE SCHEDULE 2015 春>
4月11日(土)@ 渋谷 喫茶 SMiLE(w/加藤千晶)
4月25日(土)@ 吉祥寺 スターパインズカフェ(GOMES THE HITMAN)
4月29日(水・祝)@ 等々力 巣巣(w/けもの)
5月1日(金)@ 吉祥寺 にじ画廊(w/大塚いちお)
5月3日(日)@ 蔵前 in-kyo(w/木下綾乃)
5月9日(土)@ 下北沢 lete(弾き語りワンマン)
5月21日(木)@ 青山 月見ル君想フ(w/黒沢秀樹)
6月20日(土)@ 恵比寿 天窓 switch(夜の科学vol.47『the loved one』レコ発)
見事にすべてが内容の違うライブで、もちろん全部観てもらいたいと思っているんだけど、どこかの会場だけ観にきていただけても特別な夜になるはずです。ありきたりな言葉だけどライブはその日限りのものなのでライブで歌を聴いてもらうことに大きな意味がある、と思って僕は自分のワンマンライブの値段をCD以上の値段に設定している。初夏までにワンマンやイベント含めて様々な催しがあるのでぜひたくさんの皆さんにお会いできたらと願っています。
「一期一会」という言葉の意味を知ったのは確か映画「フォレスト・ガンプ」を観たことがきっかけだったと思うのだけど、その映画のなかで「人生とはチョコレートの箱のようなもので、開けてみないと、食べてみないとわからないよ」という台詞がある。僕らは歳を重ねてくると忙しくなってきたり生活というウスノロに振り回されたりして好きなものを視野の外においてフタをして「またいつでも開けられるから」と油断してしまって、気付いたらそこにあるはずのものがなくなってしまうということを経験する。
「一度行ってみたかったな」「また観たかった」「好きだったのに」「もう一度会いたかった」という後悔は、腰痛とか老眼とか肩こりとか生活習慣病みたいな、加齢による“感性の老い”がもたらすものなのではないか、と最近強く思うようになった。そこにあったはずの何かがなくなったり、そこにいたはずの誰かがいなくなったりするたびに気付かされる感性の老いになんとかして抗っていつまでもワクワクと若づくりしていられたら。僕の仕事はもしかしたら小さなチョコレートの箱をああだこうだと試行錯誤しながらあちこちに設置する作業の連続のようなもので、それを見つけた皆さんにはぜひいちいち果敢に開けてもらえたら嬉しいな。4月に入ってずっとそういうことを考えています。