
秋のツアーが静岡から始まりました。たくさんのお申込をいただいている会場もまだまだこれから宣伝を頑張らないといけない会場もありますが、静岡サリーズガーデンはチケット完売。楽しみにしていた会場へ。朝、「ゲゲゲの女房」最終回を見届けて雨の東京を車で出発。複雑な雲模様、富士山少しだけ顔を出し、お昼前には静岡に到着しました。お茶畑を抜けて小高い丘を登るとそこにサリーズガーデンはありました。予想以上の素晴らしいロケーション。店長さんも奥さんもとても気さくで良い方、準備をすすめるうちから良いライブになる予感が。
屋外のライブは風が気持よくて静岡の街を見下ろし遠くに山をのぞむ夢のような空間。僕はガットギターで、1曲は突発的リクエストに応えてアンプラグド生音で演奏しました。途中で5時の鐘が音楽と融け合ったり虫の声や風で葉と葉が擦れる音やなにもかもが未体験感覚でした。

そしてみんなは集団お見合いのようにしておいしい秋の実り御膳を食べ(箸入れの紙が猫の顔に折ってあったんだってねえ。素晴らしいボランティアスタッフに恵まれました)僕は屋内ステージのスタンバイ。とにかくリラックスしたライブで初めての街とは思えないくらい。既発曲オンパレードにするか未発表曲多めにするか流れに任せようと思っていましたが、いいバランスの“攻めの科学”になったと思います。
日が暮れきってからはとにかく虫の音が絶えず音楽的に鳴っていて、歌い終わるたびに秋を感じていました。この日限りの「カフェの厨房から」という新曲を歌うとみんなが声をあげて喜んでくれて嬉しかったです。お茶バージョンの歌詞は「緑茶、煎茶に玄米茶/宇治茶、番茶、杜仲茶/麦茶、ほうじ茶、おーいお茶/マテ茶、からだ巡茶」となります。

店長の川口さんは僕と同い年で話も合い、またの再訪を約束しました。今回音響機材はすべて持ち込みだったのですが愛知から来てくれたサポートに来てくれた板屋さんも僕と同い年。とても歌いやすい環境ヲ作ってくれて心強かった。屋外のライブは僕が東京から持ってきた機材でまかない、室内ステージでは今回初めて照明用のライトも使ってみました。これからもいろんなトライを重ねていきたい。とにかくこの日のイベントは企画から事務的な連絡からオリジナルグッズから期間限定ブログまで(前述したお箸の袋や猫の絵のロウソクたてまで!)、手を尽くして盛り上げてくれた地元静岡に住むスタッフの尽力に感謝してもしきれない。特にイベント期間限定ブログの充実した内容は遠方でのライブをやるにあたって、そこにたくさんの人に来て楽しんでもらうには、という命題に対するヒントがあったように思う。手伝ってくれた知人、スタッフのみんなに何回もありがとうと言いたい。
この日限定で、僕の描いたイラストをあしらったトートバッグ、ポストカード3枚とクッキーのセットも完売、友だちに誘われて初めて観に来たという人もたくさんCDを購入してくれた。とても基本的なことだけども、そのインターアクションやフィードバックがこれからの活動につながる。またどこかで会えることを願います。

限られた席数での参加者全員にお食事をサーブするというスタイルの今回のライブで懸案だった当日になってのキャンセル発生も一切なく、定員ちょうどの開催ができたことも嬉しかったです。アクセスが良いとは言えない会場にあれだけの数のお客さんが着てくれたことも。皆さんの理解あるご協力にも感謝します。これから行く倉敷、富山、金沢、加古川、高松、徳島、そしてももちろん東京のライブも今から楽しみでワクワクする。秋のスタート、という感じです。