当時のプロレスには猪木の新日本プロレスと馬場の全日本があって、僕は新日派だったのだけどどちらの興行にもわくわくしながら観戦に挑んだものだ。キャーキャー言いながらブルーザー・ブロディに追いかけ回されたりアンドレ・ザ・ジャイアントだってブッチャーだって実物を目にして興奮した。タイガーマスクと握手して手を洗わなかったこともある。今思うと音楽のコンサートとプロレスはとてもよく似ていた。
大人になって僕は時代の流れで総合格闘技のほうになびいて、いわゆる純プロにはほとんど興味や関心をなくしてしまったけども子供の頃から好きだったものに対しては否応なしに心と体が反応してしまうものだ。三沢がこの世界からいなくなってしまったことをとても悲しいと思う。ご冥福をお祈りします。