デルフトというオランダの小都市で350年前に描かれ今もなお視線を集める油絵。フェルメールを中心にたくさんの画家たちの作品が並んで1時間じゃ全然足りない規模。どの絵も光の描写が印象的。フェルメール以外で印象に残ったのはカレル・ファブリティウスの肖像画。
フェルメールの絵の中でも僕が興味を惹かれたのは人物画ではなくてたったふたつしか描かれなかった風景画のひとつ「小路」という作品でした。その生活感と流れる時間。
350年前に画家が筆をかざして描くキャンバスの先には確かにこれらの風景や人物たちが活き活きと生きていたはずで、しかし350年経った今その作品に介在した人間は一人残らずこの世にはいなくて、350年後の世界に住む僕が東京の空の下でその絵をまじまじと眺めている、という不思議な感覚。
感動した。