

前日の神戸でファンの方から頂いたLマガジンを電車のなかで読みふけり、そこに載っていた京都の地図を眺めたりしながら碁盤の目の街を放浪するような構想を練る。三日目、京都はあいにくの雨だが、まず磔磔の近くのイノダコーヒー四条支店で熱いコーヒー、目をさます。心のなかで「コーヒーブルース」を歌いながら。初日は英国紅茶で最後の日は珈琲を嗜みました。
バスに乗って清水寺へ。せっかく身軽な音楽旅行、立ち止まっている時間がもったいないから「止まったら死ぬのだ」と思うことにしたのだ。清水寺は屋根にうっすらと雪を乗せていて厳かだった。何度も手を合わせながら巡る。石畳の坂道の風景も味わい深い。寒さで吐く息が白い。

Lマガジンの猫特集号に猫雑貨を扱うお店がたくさん載っていて、京都市内のショップもたくさん紹介されていた。以前から興味のあった“恵文社”というブックストアもそのなかのひとつ。“恵文社”までの道すがら“BEIGE”というお店で猫ピンバッジを購入。恵文社に着いて、“COW BOOKS”みたいなセレクトショップを想像していた僕はその広さに驚く。雑貨からカードから書籍にいたるまで品揃えが申し分ない。もっとたっぷり時間があれば、と思いながらも会場入りの時間が迫り後ろ髪をひかれつつ移動。
初めて足を踏み入れた磔磔は木の風合いが気持ちのいい空間。2階の楽屋には京都という土壌に連綿と続く音楽の歴史を感じる看板がたくさん置いてありました。本番まで新京極をふらふら。お目当ての民族楽器屋でカリンバを購入。Lマガに載っていた磔磔近くの“サラの樹”という雑貨屋で猫ハンコを購入。

この時点で僕はぐうの音も出ないほど歩き疲れているような感じがしたのだけれども磔磔に戻ってお客さんで埋まっていく店内の様子を眺めていたら、なんだかえらくリラックスしてきて(それはゆーきゃんのワンマンのオープニングアクトだという意識が影響してるのかもな)ステージ上にあがってもずっと気分がよかった。もしかしたら3日間で一番気負いなく歌が歌えたかもしれません。たくさん持っていってたはずのCDRがなくなってしまって代金先払いでも買ってくれたたくさんの人たち、発送しましたのでもうしばらくお待ちください。そして素晴らしい演奏を聴かせてくれたゆーきゃん with his best friendsにも感謝。ゆーきゃんのホームでたっぷり彼の音楽が聴けたことが嬉しかった。
そして遠くから近くから来てくれたファンの皆さんに声を限りにありがとうと言いたい。充実した音楽の旅でした。ますます「さあ、頑張ろおぜええ」という思いを強く持ちました。