個人的には今年のゴールデンウィークは4月29日と30日のグレン・フィリップスで始まったのですが閉めは吉祥寺音楽祭でした。2日間のグレンのライブ会場で昔からいろんなライナーノーツや訳詞やブコウスキーの翻訳で慣れ親しんできた中川五郎さんに初めてお会いして少しお話をさせてもらって感動したのだが、その中川さんが吉祥寺音楽祭の最終日に駅前特設ステージに出演されるというので雨のなか歩いて行ってきたのです。着いたらちょうどハンバートハンバートが演奏していて和製アメリカーナという風合いの良い歌を聴かせていてちょっとくらいの雨も気にならない感じになって、中川五郎さんのステージの頃にはだいたい雨もやんだ。五郎さんはバイオリンにHONZIさん、ギターに中川イサトさんという豪華な布陣でいきなりアコギの弦を2本切るという50歳を越えた大人とは思えないような気持ちのいいテンションで、高田渡さんの「告別式」をカバーしたり「Mr.ボージャングル」に日本語を乗せて歌ったり。最後に歌った「90センチ」という歌が和製ヴェルベットアンダーグラウンドな感じで感服しました。
30歳を越えてから「どういうふうに歳をとっていくか」ということをぼーっと考えるようになって、それでも答えはまだ出ないんですが、思春期の頃に大好きだった歌い手の現在形を目の当たりにしたり同世代と話し込んだりいろんな時代を生きてきた先人の優しさに触れたりして有意義な1週間ちょっとの黄金週間でした。みなさんはどうでしたか?
いよいよ「夜の科学6」の準備にも本腰が入ってきましたよ。聴きたい曲があったらコメントに書いてみてください。やったりやらなかったりしますからね。心を切り替えて日常を暮らしていきましょうね。